High quality Analog Sound

アナログ・アウトボードを中心としたマスタリング

retake unlimited

リテイク回数無制限

DDP

DDPマスター標準

用語の解説

 

マスタリング

お送りいただいたオーディオ・ファイルをCD商品として流通できるフォーマットに整える作業がマスタリングです。曲順の指定、曲間の指定、PQ信号入力、 各曲のレベル調節、フェードイン/フェードアウト、ノイズ除去、キューシート作成などの作業を行ない、オーディオCDの規格であるレッドブック準拠のデー タを作成します。昨今は配信のみのリリースもありますが、その際にもマスタリングをすることで音圧、音質が向上し、見栄えの良い作品に仕上げることができます。

音圧

曲が持つ平均的な音量といった意味で、音圧が高いほど全体的に大きな音として聴こえます。アルバム各曲のレベル調節はコンプレッサーやマキシマイザーを使い市販のCDと同等の音圧に調節します。この作業のサジ加減で音の印象はかなり変わります。少し 前までは音圧競争が激しく、ダイナミクスの少ない大きな音のCDが流行っていましたが、昨今はダイナミクスを活かしたマスタリングを行なうことも多くなりました。実際の作業では、お客様のご希望やイメージするCDの音圧なども考慮して作業します。

 

イコライジング

イコライザーで各周波数を調整してバランスの良いサウンドに仕上げることです。ミックスの段階では気付かない、或いはマスタリング的な視点でしか処理できないイコライジングがあり、これがマスタリングの完成度を左右する肝となります。

 

2ミックス

ミキシング作業の結果を書き出したステレオ・ファイルのこと。マスターや2ミックス・マスターと呼ぶこともあります。


ISRC

曲固有のコードです。日本レコード協会にて原盤所有者(お客さま)が取得します。iTunes Storeで配信する際に必要ですが、必ずしもCDに埋め込む必要はありません。


DDPマスター

従来のPMCDのように記録媒体に依存しないCD ディスク製造用マスター・フォーマット。2005年に日本レコード協会がCD用マスターDDP(ディスク・デスクリプション・プロトコル)ファイル互換性 ガイドラインを制定。従来のCD-Rにオーディオ・データを焼くPMCDは、書き込むディスクそのものの品質や書き込みを行なうドライヴ機器の質により音 が微妙に変化すると言われています。ミックスで好みのサウンドに仕上げ、マスタリングで緻密な作業を施しても、ディスクへ書き込む段階で音が変わってし まっては、全ての苦労が台無しです。DDPマスターは、音源をデータのままプレス工場に納入できるため、音が変化することがなくなりました。国内のほとん どのプレス工場はDDPの納入に対応していますし、海外のプレス工場でもDDP対応可能な工場が増えています。ご利用のプレス業者に工場がDDP納入に対 応しているかをご確認いただき、対応可能なら迷わずDDPマスターで納入してください。